剣道 昇段審査

剣道の昇段審査で「切り返しの効果」について問われたときの答え方

剣道の昇段審査の切り返しの効果

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剣道昇段審査で『切り返しの効果について説明せよ』って問題が出たけど、どうやって書いたら良いか分からないなあ」   今回は、このような悩みを解決するために、昇段審査の筆記で『切り返しの効果』について問われたときの答え方」についてお話をしていきます。   この記事を読んでいただけば、「切り返しの効果」についてどのように説明すれば良いかが分かります。   では早速みていきましょう。  

剣道の昇段審査の「切り返しの効果」の答え方

切り返しとは、剣道の移動方法である送り足、踏み込み足、打突の種類である正面打ちや左右面打ちを組み合わせた基本の稽古方法といえます。 基本の確認や歪みを修正できる稽古です。   切り返しの効果としては、次の8つを挙げることができます。 [st-mybox title="切り返しの効果" fontawesome="fa-check-circle" color="#f44336" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]
  • 体さばきを身につける
  • 打突の手のうちを身につける
  • 間合いの取り方を身につける
  • 動作の敏捷性を高める
  • 気剣体の一致を高める
  • 気力を養う
  • 体のしこりや歪みを修正する
  • 準備運動になる
[/st-mybox]     切り返しは、正面打ちから始まり左右面を連蔵して打突するため、紹介したような8つの効果を期待することができます。   昇段審査の筆記試験で「切り返しの効果」について問われたときは、今紹介したような効果を盛り込みながら自分なりの言葉で答えるようにしましょう。  

剣道の切り返しの打ち方

さて、それでは切り返しのやり方について説明をしていきます。 まずは、大きく振りかぶって正面打ちをしましょう。 相手に体当たりをしてから左右面に入る方法と、体当たりをせずに左右面に入る方法があります。   左右面は、前に4本、後ろに5本打つ方法もあれば、息が続くかぎり打つ方法もあります。 息が続かなくなったところで、1度中段に戻ります。 中段から正面を打ち、再び連続した左右面をもう1度行います。   最後は正面を打って残心を示して終了です。 足は、前進するときも後退するときも「送り足」を使用します。  

切り返しを行うときの注意点

正しい方法で切り返しをしないと、どれだけやっても効果はありません。 効果的に切り返しを行うための注意点を紹介します。 切り返しの注意点は次の4つです。 [st-mybox title="切り返しの注意点" fontawesome="fa-check-circle" color="#f44336" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]
  • 大きく振りかぶって腕をしっかりと伸ばして打つ
  • 力を入れすぎないようにして打突の瞬間に手のうちを入れる
  • 最初は大きく正確に行い段々と早くできるようにしていく
  • 最後の正面打ちまで気を抜くことなく打突する
[/st-mybox]     この4つのポイントを守って行うことが上達への近道です。   切り返しを早くやろうと思ってしまうと、腕がしっかりと伸びていなかったり、力が入り過ぎたりしてしまいます。 最初は大きく打突することで正しい切り返しを身につけ、少しずつ早さをつけていきましょう。   そして、切り返しは気力も使う稽古ですから、最後の正面打ちがおろそかになってしまうことがあります。 最後の正面打ちが一番素晴らしい打突となるように打つようにしましょう。  

剣道の切り返しの受け方

次は、切り返しの受け方についてお話をしていきます。 切り返しは、はじめに中段の構えから竹刀を右側に外して正面打ちを打たせます。 相手が左、右の順番に左右面を打ってくるので、これを竹刀で受けます。 正面打ち、左右面を2セット繰り返したら、最後にまた正面を打たせて終了となります。  

切り返しを受けるときの注意点

切り返しは、打つ方ばかりではなく受ける方にも注意点があります。 切り返しを受ける側の注意点は次の4つです。 [st-mybox title="切り返しの注意点" fontawesome="fa-check-circle" color="#FFD54F" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]
  • 竹刀で受けるときは、しっかりと自分の面の近くに引きつける
  • 相手の打突のタイミングに合わせて受ける
  • 上達した相手には、面の斜め前で打ち落とすように応じる
  • 受ける側も、体さばき、送り足、歩み足、開き足等を使って応じる
[/st-mybox]   剣道の稽古は1人ではできず、相手が必要です。 そして、受ける側が相手の打突を正しく受けないと、打つ側が上達できません。 かかる側が上達するためには、受ける側が正しく受ける必要があることを覚えておきましょう。  

まとめ:剣道の昇段審査のために「切り返しの効果」を説明できるようにしよう

今回は「昇段審査の筆記で『切り返しの効果』について問われたときの答え方」について紹介してきました。   最初に切り返しの効果を書きましたので、もう一度お伝えしますね。 [st-mybox title="まとめ" fontawesome="fa-check-circle" color="#f44336" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]
  • 体さばきを身につける
  • 打突の手のうちを身につける
  • 間合いの取り方を身につける
  • 動作の敏捷性を高める
  • 気剣体の一致を高める
  • 気力を養う
  • 体のしこりや歪みを修正する
  • 準備運動になる
[/st-mybox]   今回紹介してきた切り返しの効果は8つでしたね。 大切なのは、「切り返しの8つの効果を自分の言葉で答える」ということです。 あなた自身が実際に体感したことを盛り込めると一番良い答えになりますね。   切り返しは剣道の基本中の基本ですから、昇段審査の筆記試験のためだけではなく、剣道を上達するためにも「切り返しの効果」について説明できるようにしておきましょう。   剣道の昇段審査で筆記試験をクリアするための必携書はこちら [itemlink post_id="3466"]  

剣道の昇段審査の筆記の書き方

この記事は、「切り返しの効果」について問われたときの答え方のポイントを紹介しました。 「昇段審査で筆記試験があるけど、どうやって書いたら良いか分からない。模範解答があったら知りたいなあ。」という人のため、に「剣道の昇段審査の筆記の書き方で大切な3つのこと」について書きました。 合わせて読んでくださいね。 >> 【模範解答付き】剣道の昇段審査の筆記の書き方で大切な3つのこと [st-card id=3475 label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="on"]   また、昇段審査のまとめ記事も書いてあります。 合わせてどうぞ。 >> 【まとめ】剣道の昇段審査の資格や基準から内容まですべてが分かる [st-card id=1826 label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="on"]]]>

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