剣道の防具ミツボシ「青峰」が激しい稽古と試合向きである3つの理由

剣道をする上で必要不可欠な道具である防具。

防具にはたくさんの種類があり、何を選べば良いか迷ってしまう人もいることでしょう。

様々な防具を調べたり、人に紹介されたりして、今回紹介するミツボシ「青峰（せいほう）」にたどり着いた人もいるのではないでしょうか。

剣道の防具の特徴は、大きく「稽古向き」「試合向き」「審査向き」に分けることができます。

今回紹介するミツボシ「青峰」は、「激しい稽古と試合向き」の防具であるといえます。

なぜミツボシ「青峰」が激しい稽古と試合向きの防具であるのか。その理由を紹介します。

この記事では、

について書いています。

最後まで読んでいただき防具選びの参考にしてください。

ミツボシ「青峰（せいほう）」人工革6ｍｍピッチ刺

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剣道の防具ミツボシ「青峰」が激しい稽古と試合向けの防具である3つの理由

ミツボシ「青峰」は、次の3つの理由から激しい稽古と試合向けの防具であると言えます。

それぞれの理由について、詳しく説明します。

【 1 】激しい稽古と試合に耐えられる仕様だから

ミツボシ「青峰」が激しい稽古と試合向けの防具である1つ目の理由は、「激しい稽古と試合に耐えられる仕様だから」です。

「青峰」は、汗や摩擦に強い人工革で織刺生地を補強することで、連日の稽古や激しい試合に耐えられるように造られています。

織刺だけで造られている防具は通気性が良く汗が乾きやすい反面、強度が劣ります。

鹿革を使用している防具は、汗がしっかりと乾かないうちに使用すると劣化を早めたり臭いを発したりします。

人工革は使用するにつれて色あせるというデメリットがありますが、汗にも摩擦にも強いという織刺と鹿革の良いとこどりをしたような素材です。

汗にも摩擦にも強い人工革を使用している「青峰」は、連日の激しい稽古と試合向きの防具です。

【 2 】甲手が乾きやすい造りだから

ミツボシ「青峰」が激しい稽古と試合向けの防具である2つ目の理由は、「甲手が乾きやすい造りだから」です。

「青峰」の甲手の手の内は「ミクロパンチ」仕様になっているため通気性が良く乾きやすいです。

ミクロパンチとは、手の内の革に無数の小さな穴が開いているものです。

連日の稽古のとき、まだ甲手についた汗が乾いておらず「冷たい！」という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

通常の甲手は、指先の方は汗をかくと蒸れやすく乾きにくいという難点がありました。

しかし「青峰」の甲手は手の内をミクロパンチにすることで通気性が良く、甲手の指先までしっかりと風が通るようになっています。

稽古と試合の両方で同じ防具を使用している人は、防具を連日使用することが多いでしょう。

連日の使用でも乾きやすい甲手を採用している「青峰」は、毎日の使用にも耐えられるように造られた稽古と試合向けの防具です。

【 3 】面型がつけやすく竹刀も振りやすい面だから

ミツボシ「青峰」が激しい稽古と試合向けの防具である3つ目の理由は、「面型がつけやすく竹刀も振りやすい面だから」です。

「青峰」の面型がつけやすく、竹刀も振りやすいのは、面垂がナナメ刺になっているからです。

面垂の部分をナナメに刺すことで前方に曲げやすくなります。面垂が前方に曲がるということは、竹刀を振るときにしっかりと面垂が前方に動いてくれるため腕を動かしやすいということです。

面型がうまくつけられない人、稽古や試合中に面垂が邪魔で肩を動かしにくいという経験や思いがある人は、ナナメ刺の面を使用されると良いでしょう。

面型がつけやすく竹刀も振りやすい面になっている「青峰」は、激しい稽古や試合向けの防具です。

以上3つの理由から、ミツボシ「青峰」が激しい稽古と試合向けの防具であることが分かっていただけたのではないでしょうか。

剣道の防具ミツボシ「青峰」の特徴

「青峰」は、ミツボシ「峰」シリーズの1つです。

刺し幅は6mm刺で、「ピッチ刺」と呼ばれる通常の糸足より長くなるように縫われています。ピッチ刺にすることで通常の刺し方よりもコシと重厚感が出ます。

日本の伝統工芸である武州正藍染の紺反生地と人工革を使用することで、汗に強く耐久性も高い防具に仕上がっています。

人工革は汗に強いですが、濡れたままの使用は傷みや臭いの原因となるためしっかりと乾かしてから使用しましょう。

「面」「甲手」「胴」「垂」の順番に部位別の特徴も紹介します。

【 1 】面の特徴

ミツボシ「青峰」の面の特徴は、次の5つです。

面金にはジュラルミンが使用されています。ジュラルミンはチタンより強度は劣りますが、軽いです。

面布団は6mmピッチナナメ刺です。具の目刺ではないので、面布団すべてが6mmで縫われています。

内輪は木綿を採用しています。内輪の種類にはシルリードやテトニットも存在しますが、購入画面から選ぶことはできません。購入前に店舗に相談されるとオプションで対応してもらえる場合もありますので、1度問い合わせてみると良いでしょう。

耳革には型押クロザン革を使用しています。

顎は人工革です。耐久性が高いため突きを受ける機会が多い高校生以上の剣士にも向いています。

以上が「青峰」の面の特徴です。

【 2 】甲手（小手）の特徴

ミツボシ「青峰」の甲手の特徴は、次の5つです。

甲手布団は6mmピッチ刺です。

甲手頭は総人工革になっているため、甲手頭に大きな負担がかかる鍔迫り合いの摩擦を軽減してくれます。

甲手頭中には鹿毛を使用しています。鹿毛はストロー状になっているため握ったり打たれたりする度にパキパキと折れます。使うほどに手の形に馴染んでいきます。

手の内はミクロパンチです。甲手の中は汗をかきやすく蒸れやすいですが、ミクロパンチにすることで通気性が良く乾きも早くなります。

引用元：剣道防具工房「源」

生子は1段です。

以上が「青峰」の甲手の特徴です。

【 3 】胴の特徴

ミツボシ「青峰」の胴の特徴は、次の2つです。

胸型は、標準含めた11種類が追加料金なく選べます。追加料金が発生するオプションの胸型が2種類あるため、計13種類の胸型から選べます。

引用元：剣道防具工房「源」

胴台は、標準含めた15種類が追加料金なく選べます。追加料金が発生するオプションの胴台が19種類あるため、計34種類の胴台から選べます。

引用元：剣道防具工房「源」

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引用元：剣道防具工房「源」

引用元：剣道防具工房「源」

以上が「青峰」の胴の特徴です。

【 4 】垂の特徴

ミツボシ「青峰」の垂の特徴は、次の4つです。

垂帯や大垂、小垂も6mmピッチ刺です。

垂段飾の標準は4段ですが、オプションで5~7段も選べます。身長が高い人はオプションで段飾りを増やすこともあるかもしれませんね。

角革など補強は人工革ですので、胴や相手との摩擦に強く防具を長持ちさせられるでしょう。

大垂は額刺になっているため、真ん中の四角い部分が6mm、そのまわりは3mm刺になっています。

以上が、ミツボシ「青峰」の部位別の特徴です。

ミツボシ「青峰」の口コミ・評判

ここからは京都東山堂　剣道防具工房「源」や楽天市場、Yahoo!ショッピングに掲載されているミツボシ「青峰」の口コミを紹介します。

購入を検討している人は参考にしてください。

※申し訳ございません。口コミは調査中です。

ミツボシ「青峰（せいほう）」人工革6ｍｍピッチ刺

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「ミツボシ「青峰」」は通販でも購入できる

ミツボシ「青峰」は京都東山堂の剣道防具工房「源」の公式サイトはもちろん、楽天市場やYahoo!ショッピングでも購入することができます。

本記事を執筆している現在では、上記3つのサイトはどこで購入しても同じ金額です。ただしもう少し安い金額で出品されている場合もあります。

そのようなサイトは、顎、胴胸、胴台が選べないことがほとんどですので注意が必要です。

せっかく良い防具をオーダーメイドで購入するのに、選べないのは勿体ないですからね。

通販での購入は不安に感じる人も多くいることでしょう。

購入する前に各販売元に連絡を取り、不安なことは遠慮せず質問してから購入されることをおすすめします。

当サイトでは記事執筆に関して剣道防具工房「源」の店長さんと連絡を取らせていただくことがありますが、とても丁寧に対応してくれますよ。

ミツボシ「青峰」の購入を検討している人は、下記商品リンクより各サイトにすぐに移動できるようになっていますのでご活用ください。

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