「昇段審査で筆記試験があるけど、どうやって書いたら良いか分からない。模範解答があったら知りたいなあ。」 「自分で調べて書かなきゃいけないのは分かってるけど、誰かが考えた模範解答ってないのかな?」 筆記試験は昇段審査の中でも正直面倒なので、このように思っている人もいることでしょう。 そこでこの記事では、「剣道の昇段審査の筆記の書き方で大切な3つのこと」について解説をしていきます。 過去に出題された中から、模範解答のような解説を別記事で紹介しているものもありますので、昇段審査の筆記試験の参考にしてくださいね。 それでは早速みていきましょう。
目次
剣道の昇段審査の筆記の書き方で大切な3つのこと
剣道の昇段審査の筆記試験の書き方には、大切な3つのポイントがあります。 [st-mybox title="ポイント" fontawesome="fa-check-circle" color="#f44336" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]- 自分の言葉で書く
- 指定された用紙の8割以上書く
- 結論を最初に書く
自分の言葉で書く
要項にも書かれていますが、本やネットに書いてあることを「そのまま」書いてはいけません。 要するに、本やインターネットを丸写ししてはいけないということですね。 「正直、本やネットを丸写ししても分からないでしょ?」 と思うかもしれませんが、絶対に丸写しはやめましょう。 ではどうすれば良いかというと、本やネットに書いてあることを自分の言葉で書くようにしましょう。 自分の言葉で書くコツは、実際の自分の経験や考えを盛り込むと良いですね。 たとえば、「面打ちについて説明しなさい」という問題があったとします。 本やネットに「面打ちは大きく振りかぶって打ちます」と書いてあったとしましょう。 昇段審査の筆記で、「面打ちは大きく振りかぶって打ちます」とそのまま書いたら不合格ですね。 ここに自分の体験や考えを混ぜていきます。 たとえば、「面打ちをするときに左手が体の真ん中を通るように打つって教わったぞ」という人は次のように答えます。 「面打ちは、左手が体の中心を通るように振りかぶって打ちます」とするだけでも変わります。 もしあなたが「面打ちで右手で振る癖があるから良く外れちゃうんだよなあ」という体験があるのならば次のように書けます。 「面打ちは、大きく振りかぶって打ちますが、このとき右手に力を入れて振ってしまうと打突が外れてしまうので注意が必要である」と書くとあなたの体験が入ってきます。 このように、本やネットに書いてある情報に加えて、あなたの体験や考えを加えて自分の言葉で書くと、とても良い解答になります。指定された用紙の8割以上書く
剣道の昇段審査の筆記では、指定された用紙に記入することになります。 たとえば10行くらい線が引いてあるだけの用紙だったとしましょう。 この用紙に2〜3行で終わってしまってはいけません。 最低でも9行は書くようにし、最後の行まで使用するのがベストです。 段位によっては、作文用紙のようにマス目が付いているものもあります。 その場合は、総文字数を計算します。 全部で2000文字書ける用紙であれば、8割となる1600文字以上は書くことが大切です。 「そんなに書くことないよ」と思うかもしれませんが、先ほど「自分の言葉で書く」で紹介した、「自分の考えや体験を書く」というテクニックを使うことで意外に書けてしまうものです。 あなたがこれまで経験したこと、練習したことを思い出して書くようにすれば大丈夫です。 しっかりと、指定された用紙の8割以上は書くようにしましょう。結論を最初に書く
昇段審査の筆記問題って、結構難しい問題が出ますよね。 「そもそもなんて書いたら良いか分からない」とか「書いているうちに意味が分からなくなってきた」なんてこともあると思います。 そこで大切なのが、はじめに結論を書いてしまうということです。 たとえば、「切り返しの効果について説明しなさい」という問題が出たとしましょう。 そして、切り返しには8つの効果があったとしますね。 これを、「切り返しには、Aという効果があって、それは…(以下略)。次にBという効果があって…(以下略)」と書いていくと読みにくいですし、自分でも何を書いているのかよくわからなくなってきます。 では、どのように書けば良いでしょうか。 最初に、切り返しの効果が8つあることを書きましょう。 「切り返しには、8つの効果があります。」と書くだけですね。 それから、その8つを羅列します。 「その8つの効果とは、A効果、B効果、C効果、D効果、E効果、F効果、G効果、H効果です」と書きます。 そして、「何個目について話しているか」が分かるように数字を使用していきます。 「1つ目のA効果は…(以下略)。2つ目のB効果は…(以下略)。最後に8つ目のH効果は…(以下略)」というように書き進めていきます。 このように書くことで、「切り返しの効果にはどのようなものがあるのか」「その効果の内容はどのようなものか」が分かりやすくなりますし、何より「あなたが書きやすい」です。 このように、最初に結論を書いて、それから1つずつ説明をしていくということを心がけましょう。剣道の昇段審査の筆記の書き方の模範解答
昇段審査の筆記では色々な問題が出題されます。 ここに、書き方や考え方の参考になるようにいくつか模範解答を掲載しておきます。 しつこいようですが、「丸写し」は絶対にダメですからね。 ここで紹介しているのは次のような内容です。掲載している模範解答
- 切り返しの効果
- 打突の好機
- 中段の構
- 使ってはいけない竹刀
切り返しの効果
筆記試験で「切り返しの効果について説明せよ」という出題があった場合に参考にしてください。 >> 剣道の昇段審査で「切り返しの効果」について問われたときの答え方 [st-card id=3469 label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="on"]打突の好機
筆記試験で「打突の好機について説明せよ」という出題があった場合に参考にしてください。 >> 剣道の昇段審査で問われる「打突の好機」の答え方 [st-card id=2108 label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="on"]中段の構え
筆記試験で「中段の構えについて説明せよ」という出題があった場合に参考にしてください。 >> 剣道の昇段審査で「中段の構え」について問われたときのポイント [st-card id=3463 label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="on"]使ってはいけない竹刀
筆記試験で「使ってはいけない竹刀について説明せよ」という出題があった場合に参考にしてください。 >> 剣道の昇段審査の「使ってはいけない竹刀」の出題に対する答え方 [st-card id=3493 label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="on"]まとめ:剣道の昇段審査の筆記は書き方のポイントを身につけることが大切
今回は、「剣道の昇段審査の筆記の書き方で大切な3つのこと」について解説をしてきました。 3つのポイントをもう1度紹介しておきます。 [st-mybox title="まとめ" fontawesome="fa-check-circle" color="#f44336" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]- 自分の言葉で書く
- 指定された用紙の8割以上は書く
- 結論を最初に書く