心身ともに鍛えることができる剣道。全国には小学生から大人まで幅広い年齢層の剣士がいます。
これから剣士を目指そうと思う人の中には、もちろん小学生もいれば、中学生、高校生、そして大学生がいることでしょう。
もしかすると、もっと大人、社会人になってから剣道を始めようと思っている人もいるかもしれませんね。
そこで今回は「剣道を大人から始めよう!初心者が失敗しないための場所と防具の選び方」と題して、剣道は大人からでも始めることができるのかどうかを紹介します。
この記事を最後まで読むことで、大人から剣道を始めるときの場所や防具の選び方が分かります。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
剣道は大人からでも始められる
剣道は大人になってからでも始めることができます。
剣道には「生涯剣道」という言葉があり、何歳になっても行うことができる武道です。
剣道の道場には、小学生以上の学生はもちろん、大人であれば20代~80代と幅広い年代が稽古に来ています。
子どもが入会したことを機に30代や40代で剣道を始める親御さんも多く、そのまま段位を取得して50代、60代と続けていく人もいます。
無理のない範囲で行えば、適度な運動にもなり、そして姿勢も良くなるので若々しく見られるようになるかもしれませんね。
剣道を始めるのに「遅すぎる」ということはありません。この機会にぜひ剣道を始めてみてください。
剣道を大人から始めるための場所の探し方
「自分の子どもを地域の剣道クラブに入会させて一緒に始める人」や「会社の剣道部に所属する人」、「友人・知人に勧められて剣道を始める人」は、もう剣道をする場所が決まっていることでしょう。
それ以外の人は、剣道を始めるための場所を探さないといけません。
剣道ができる場所を見つける方法としては、
- 友人、知人に聞いてみる
- 区市町村に問い合わせてみる
といった方法があります。
剣道ができる場所が見つかったら、実際に見学に行くことをオススメします。
地域の剣道クラブは「少年育成」を目的にしているところが多く、大人の稽古時間が少ないという道場もあるからです。
大人になってから剣道を始める人は、初心者の大人も指導してもらえて大人の稽古時間が多い場所を選ぶと良いでしょう。
剣道を大人から始めるための防具の選び方
防具の選び方には、大きく分けて次の2つがあります。
- 武道具屋で購入する
- 通販で購入する
どちらが良いとは一概には言えず、それぞれにメリットとデメリットがあります。
武道具屋で購入する場合と通販で購入する場合のメリットとデメリットを紹介していきます。
武道具屋で購入する場合のメリット・デメリット
武道具屋で購入する場合のメリットは、
- お店の人から防具の説明を直接聞くことができる
- サイズを測定してもらえるからサイズ間違いを防げる
- 常連になると値引きしてもらえることもある
といったことが挙げられます。
一方でデメリットには、
- 値段が高い
- 近くに武道具屋がない場合がある
- 品数が少ない
といったことが挙げられます。
通販で購入する場合のメリット・デメリット
通販で購入する場合のメリットは、
- 値段が安い
- 全国の武道具屋から選べる
- 品数が豊富
といったことが挙げられます。
一方でデメリットには、
- 防具についての詳しい説明が聞けない
- 自分でサイズを測定する必要がある
といったことが挙げられます。
安く購入したいなら武道具屋と通販を上手に活用しよう
防具は決して安いものではないので、できるだけ安く購入したいと思うことでしょう
防具を失敗せず安く購入するためにオススメの方法は、武道具屋と通販を併用することです
通販の方が安く購入できるので、最終的には通販で購入します。
しかし通販には防具について詳しく聞けなかったり、自分でサイズを測定したりといったデメリットがあります。
そのデメリットを補うために武道具屋を活用しましょう。
まずは武道具屋に足を運び、防具についての知識や値段の相場、自分の体のサイズを測定してもらうようにしましょう。
もちろん、武道具屋に予算内で購入できて気に入る防具があれば迷わず購入して良いでしょう。
武道具屋に気に入る防具がない場合は、武道具屋で教えてもらった知識と測定してもらったサイズをもとに、お気に入りの防具を通販で探して購入すると良いでしょう。
そうは言っても、剣道の知識やサイズを知るためだけに武道具屋を活用しては失礼なので、竹刀や手ぬぐいなどの消耗品を常々購入するときには、ぜひ利用してくださいね。
おすすめの防具とは?
剣道を大人から始める人にオススメの防具は、「織刺」で作られた「ミシン刺」の防具です。
剣道の防具は、使用されている素材によって「稽古用」「試合用」「昇段審査用」と使い分けることができます。
大人から剣道を始める人は稽古がメインになるので、稽古に適した防具を選ぶことをオススメします。
「織刺」で作られている防具は、吸汗性・速乾性に優れているので、稽古で使用するために適した防具です。
防具の縫い方には、「手刺し」と「ミシン刺」があります。「手刺し」は、その名の通り職人が手で縫った防具をいいます。一方の「ミシン刺し」も、その名の通りミシンで縫われた防具です。
「手刺し」で縫われた防具の方が高級感やコシはありますが、高価なものが多くなります。
一方で最近の「ミシン刺し」は、「手刺し」に近い仕上がりにできるようになってきていて、かつ安価に購入することができます。
大人から剣道を始めようと思っている人は、「ミシン刺し」の防具を選ぶことをオススメします。
詳しくは「剣道の防具一式の値段の違いは何?価格が安い良い防具ランキング5選!」でも紹介していますので、合わせて読んでみてください。
まとめ
今回は「剣道を大人から始めよう!初心者が失敗しないための場所と防具の選び方」と題して、剣道は大人からでも始められるのかどうかという疑問に迫ってきました。
剣道は「生涯剣道」という言葉がある通り、何歳になってからでも始めることができ、何歳まででも続けることができます。
自分の子どもと一緒に剣道を始めようと思っている人はもちろん、その他のきっかけで剣道を始めることを検討している人は、この機会にぜひ始めてみましょう。