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剣道の防具一式の値段の違いは何?価格が安い良い防具ランキング5選!

剣道の面打ちのコツ

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剣道をするために必ず必要になるのが防具。

剣道の防具と聞くと「高い」という印象を受ける人は多いことでしょう。

 

  • 大人になってから剣道を始めようとしている人
  • 自分の子どもが剣道を始めようとしている人
  • これから防具を買おうとしている人

にとっては

  • 剣道の防具一式の値段はいくらくらいするのだろう?
  • 防具の値段はどこで差が出るのだろう?

という悩みを抱えていることもあるでしょう。

 

これから剣道を始めようとしている人でも、すでに剣道を始めている人でも

良い防具を安く買いたい!

というのが本音ではないでしょうか。

 

そこで今回は「剣道の防具一式の値段の違いは何?価格が安い良い防具ランキング5選!」と題して、防具の値段の差や安くて良い防具をランキング形式でご紹介します。

 

ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

剣道の防具一式の値段の違いは何?

剣道には「面」「甲手」「胴」「垂」と呼ばれる防具があります。セットで購入した場合、数万円~100万円ほどと大きな差があります。剣道の防具一式の値段の差は、一体どこにあるのでしょうか。

 

防具一式の値段は、大きく分けると次の3つによって差がうまれます。

  • 素材
  • 縫い方
  • 刺し幅

3つの具体的な内容については次の部分で紹介します。

 

【 1 】素材で違う

剣道の防具一式の値段は素材によって差がうまれます。

 

防具の表面は、藍染めの紺反生地に飾りが付けられています。飾りは布団を補強する機能があります。

布団を補強するための飾りに使われている素材によって値段に違いが出ます。

 

飾りとして使用される素材は

  • 鹿革
  • 人工皮革(ネオレザー・クラリーノ)
  • 織刺

の3つです。

 

鹿革が1番高く、下にいくにつれて安くなります。

 

防具の説明を見てみると「クラリーノ5㎜刺」などど記載があります。同じ5㎜刺の防具でも、クラリーノと織刺では、素材だけで言えば織刺の方が安くなります。

 

それでは、それぞれの素材の特徴について紹介します。

 

①鹿革

鹿革は、汗に弱く傷みや臭いが出やすい一方で、高級感が出て見栄えが良いという特徴があります。

 

汗に弱く傷みや臭いが出やすいため、汗をいっぱいかいたり相手とぶつかったりする稽古用の防具としては不向きです。

 

しかしながら高級感が出て見栄えが良いため、見栄えも大切とされる昇段審査を受けるときの審査用の防具には最適と言えるでしょう。

 

鹿革を使用した防具は、値段が高くなる傾向があります。

 

②人工皮革(ネオレザー・クラリーノ)

人工皮革(ネオレザー・クラリーノ)は、色落ちしやすい一方で、汗や摩擦に強く補強素材にも使用されるという特徴があります。

 

汗や摩擦に強いため、日々の稽古用の防具に適しています。鹿革の防具と比べると高級感は劣りますが、次の紹介する織刺よりは高級感が出るため、他の道場に稽古に行く出稽古や試合で使用する防具にも適しています

 

試用期間が長くなると色あせてくるため、長期的には出稽古や試合で使うと見栄えが悪い……ということも考えられるでしょう。

 

しなしながら、汗や摩擦に強く、見栄えもそれなりに良い人工皮革(ネオレザー・クラリーノ)の防具は、試合に出る可能性もある経験者や入門者の防具としてオススメです。

 

③織刺

織刺は、通気性が良く伸縮性がある一方で、摩擦に弱いという特徴があります。

 

通気性が良いため汗が乾くのが比較的早く、伸縮性により柔らかく体に馴染みやすいという特徴は、稽古用の防具として最適です。

 

ただし摩擦には弱いため、使っているうちに織刺生地は切れてくることもあります。見栄えも鹿革や人工皮革(ネオレザー・クラリーノ)に劣るため、稽古で使うための防具として購入されると良いでしょう。

 

織刺は伸縮性があり体に馴染みやすいため、入門者向けの防具としてオススメです。

 

入門者だけれども試合に出る可能性がある人は、人工皮革(ネオレザー・クラリーノ)が良いでしょう。

 

【 2 】縫い方で違う

剣道の防具は縫い方によっても値段に違いがうまれます。

 

縫い方には大きく分けて

  • 手刺し
  • 機械刺し(ミシン刺し)

の2つがあります。

 

手刺しは、その名の通り職人さんの手によってつくられます。一方で機械刺し(ミシン刺し)は、ミシンを使用してつくられます。

 

職人さんの手によってつくられる手刺しの防具の方が機械刺し(ミシン刺し)の防具より値段が高くなるのは、イメージしやすいことでしょう。

 

手刺し防具は、分厚い布団に1針ずつ手で刺していき、何度も糸を締め直していきます。

 

防具の説明を見ると「1分(1.0)刺し」「1分2厘(1.2)刺し」「1分5厘(1.5)刺し」といった表記がされています。

 

どれがどれくらいの刺し幅か……という目安は以下をご覧ください。

  • 1分刺し・・・3㎜
  • 1分2厘刺し・・・3.6㎜
  • 1分5厘刺し・・・4.5㎜

縫い幅が細かくなるほど値段は高くなります。

 

一方の機械刺し(ミシン刺し)は、ミシンの性能によって品質が変わってきます。

 

機械刺し(ミシン刺し)の防具も6㎜刺し、5㎜刺し、4㎜刺しといったように様々な縫い幅があり、細かいほど値段が高くなります。

 

機械刺し(ミシン刺し)の防具は、ミシンで縫える布団の厚さには限界があるため、手刺し防具のように分厚い布団から縫うことができず、詰め物の量が少なくなります。

 

詰め物の量が少ないということは、機械刺し(ミシン刺し)防具は、手刺し防具と比較すると丈夫さが劣るということがいえます。

 

【 3 】刺し幅で違う

剣道の防具一式は、刺し幅によっても値段に差がうまれます。

 

刺し幅が細かいほど値段は高く、反対に刺し幅が広くなると値段は安くなります。それでは、刺し幅による防具の性能の違いはあるのでしょうか。

 

刺し幅が狭い防具は、刺し幅が広い防具と比べて表面の凹凸が減るため高級感が出ます

 

その一方で布団が薄い仕上がりになるため衝撃吸収力が低下し、打たれたときに痛みを感じやすくなります。

 

刺し幅が細かいと、糸と糸の間隔が近いため布団が圧縮されたようになるということであって、薄っぺらい粗末なつくりになるということではありません。むしろ縫い幅が細かい方が、防具のコシや高級感は上がります

 

刺し幅が広い防具は、刺し幅が細かい防具と比べて表面に凹凸があるため高級感は減ります

 

その一方で布団に厚みが出るため衝撃吸収力が保たれ、打たれたときの痛みを感じにくいというメリットがあります。

 

さらに同じ縫い幅の手刺し防具と機械刺し(ミシン刺し)防具の場合、詰め物を多く入れられる手刺し防具の方が衝撃吸収力は高いといえます。

 

剣道の防具一式ランキング5選!値段が安いのはコレ

さて、剣道の防具一式の値段がどのように差が出るかが分かったところで、

安くて良い防具ってどれなの?

ということが気になるところではないでしょうか。

 

そこでここからは、入門者にもオススメの安くて良い防具をランキング形式で紹介していきます。番外編も含め、合計6つの防具を紹介します。

 

それではいきましょう。

 

第1位 :「蒼龍」5ミリ刺しJFPスタンダード

第1位は「蒼龍」です。

 

「蒼龍」のおすすめポイントは、

  • 洗える甲手がついている
  • フルセットで展開されている

というところです。

 

「蒼龍」は、2位の「飛鋼」とほぼ同じ性能をしています。

 

「蒼龍」が1位に輝いた理由は、スタンダードセット以上で購入すると甲手が2組ついてくることです。

 

2位の「飛鋼」は、甲手は1つしかついておらず、洗える甲手に変更する場合は+5,000円がかかります。

 

甲手は消耗品ですので、必ず手の内(手のひらの部分)に穴が開いてきます。手の内に穴が開いた場合は修理に出すか買い替えるわけですが、甲手が2つあればで買い替える必要はありません

 

また修理に出す場合は、修理に出している間の替えの甲手が必要になります。あらかじめ甲手が2つあれば替え甲手を用意する心配がありません

 

甲手は2つほしいけど、1つは洗える甲手、もう1つは鹿革の甲手が良い……

という場合でも、「蒼龍」であれば+400円で手の内が鹿革の甲手に変更することができます。

 

「洗える甲手」と「手の内が鹿革の甲手」が1つずつあれば、普段の稽古では洗える甲手を使用し、試合では見栄えの良い鹿革の甲手にするという使い分けができます。

 

「蒼龍」はフルセットでの販売なので、木刀がセットでついてくるのも嬉しいところ。

 

木刀は、級審査や段審査で必ず必要になります。剣道を続けていけばいずれ木刀を買うためにお金がかかることを考えれば、セットでついてくるのはとてもお得ではないでしょうか。

 

ネットで購入する場合は

決して安い買い物ではないからサイズが間違えてたらどうしよう……

という心配もあるかもしれません。

 

楽天市場で「蒼龍」を購入した場合は、サイズ交換無料、交換の際にかかる送料も無料、そして3年間の品質保証付きだから安心して選ぶことができますね。

 

「蒼龍」の残念な点があるとすれば、フルセットでの販売になっていて防具だけで購入できないことです。

 

すでに道着や袴、竹刀や竹刀袋などを持っている人には、2位の「飛鋼」がオススメです。

 

甲手は1つだけで良いから値段を安くしたいという人は、「蒼龍」のシンプルセットがオススメです。

 

\「蒼龍」シンプルセット/

\「蒼龍」スタンダードセット/

\「蒼龍」PRO実践型セット/

 

第2位:『飛鋼(とびはがね)』5ミリ刺

剣道 防具 セット『飛鋼(とびはがね)』5ミリ刺/替え小手・防具袋をお得でつけられるオプションあり!

第2位は「飛鋼」です。

 

「飛鋼」のおすすめポイントは

  • 「防具のみ」と「フルセット」の両方から選ぶことができる
  • 楽天ランキングで1位になったことがある人気商品

というところです。

 

垂が織刺でつくられていてクラリーノを使用していないため、1位の「蒼龍」と比較して垂の耐久性がやや劣ります

 

すでに剣道を始めていて、あとは防具を揃えるだけ……という人は、防具のみで購入できる「飛鋼」がオススメです。

 

\「飛鋼」5㎜刺し/

剣道 防具 セット『飛鋼(とびはがね)』5ミリ刺/替え小手・防具袋をお得でつけられるオプションあり!

 

第3位:『鎧(よろい)』4ミリフィットステッチ

第3位は「」です。

 

「鎧」のおすすめポイントは

  • 胴の胸飾りが5種類から選べる
  • 楽天ランキングで1位になったことがある人気商品

というところです。

 

これまで紹介した「蒼龍」や「飛鋼」は胴の胸飾りを選ぶことができません。胴は胸飾りによってカッコ良さに差が出ますし、自分好みの見た目の胴を着用した方がやる気も出ますよね。

 

1位の「蒼龍」、2位の「飛鋼」より刺し幅が狭い4㎜刺のため、打たれたときの衝撃を感じやすい防具といえるでしょう。

 

「鎧」は織刺でつくられていますが、「蒼龍」や「飛鋼」より刺し幅が狭いために値段も高くなっています。刺し幅が狭い分、防具のコシや高級感がある防具です。

 

「鎧」は織刺し防具のため使いやすく、稽古使いがメインとなる入門者の防具として最適です。

 

\「鎧」4㎜フィットステッチ/

 

第4位: 5ミリ刺し 実戦型 「極〜きわみ〜」JFP PRO

第4位は「」です。

 

「極」のおすすめポイントは

  • 実践型の防具だから動きやすい
  • 胴を6種類から選べる
  • 「洗える甲手」か「鹿革甲手」を選べる

というところです。

 

「極」は試合のときに動きやすい実践型のつくりになっています。動きやすいということは、試合だけでなく稽古用としても使いやすい防具です。

 

胴を6種類の中から選ぶことができるのも、「極」の特徴です。

 

甲手は1つで良いけど、「洗える甲手」か「鹿革甲手」かを選べたら良いのに……

という人は、「蒼龍」のシンプルセットか、「極」の2択になるでしょう。

 

「極」は従来型のミシン刺しであり、フィットステッチ製法ではありません。そのためフィットステッチ製法の「蒼龍」「飛鋼」「鎧」と比較すると高級感が物足りないかな……という印象を受けます。

 

試合にも出る可能性があって、実戦で使いやすい動きやすい防具がほしいという人は、「極」がオススメです。

 

\「極」5㎜刺し実践型/

 

第5位:剣道 防具セット 『A-1α』 6mmナナメ刺・軽量防具

剣道 防具セット 『A-1α』 6mmナナメ刺・軽量防具

第5位として紹介する防具は「A‐1α」です。

 

「A‐1α」のおすすめポイントは

  • 有名な「A‐1」防具
  • 軽くて使いやすい

というところです。

 

「A‐1α」は、剣道の防具屋で有名な「神奈川八光堂」と「東山堂」が共同開発した防具です。剣道に精通している人であれば、「A‐1の防具です」と言えば分かります。

 

入門者だけでなく、経験者の稽古用防具としても人気がある防具です。

 

織刺防具のため、稽古用としてオススメです。

 

\洗える「A‐1α」もオススメ/

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