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剣道の足払いのルールとは?警察官なら反則じゃないって本当?

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剣道には「正々堂々」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

今ではYoutubeにたくさんの剣道動画がアップされていて、学生や一般はもちろん、警察官の試合まで観ることができます。

Youtubeで剣道の動画を観ている人の中には、警察官が「足払い」をして相手を倒している……といった光景を観たことがある人もいることでしょう。

その衝撃映像を観て「剣道って足払いして良いの?反則じゃないの?」という疑問を持った人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は「剣道の足払いのルールとは?警察官なら反則じゃないって本当?」と題して、剣道の足払いのルールについて紹介します。

この記事を読むことで剣道における足払いのルールと警察剣道について知ることができます。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

剣道の一般的なルールでは足払いは反則行為

警察剣道以外の一般の剣道。小学生や中学生、高校生、大学生、一般的な社会人の剣道大会では、足払いは反則です。

一般の剣道大会は、全日本剣道連盟の「剣道試合審判規則」に則って開催されます。

全日本剣道連盟の剣道試合審判規則の第3章「禁止行為」の第17条2では、「相手に足を掛けまたは払う。」と書かれています。

つまり、相手に足を掛けたり払ったりした時点で反則になるということです。

よって、全日本剣道連盟の剣道試合審判規則に則って執り行われている試合では、足払いは禁止行為なので反則になるということです。

全日本剣道連盟の剣道試合審判規則についてより詳しく知りたい人は「全日本剣道連盟のサイト」をご覧ください。

警察官の剣道のルールでは足払いは禁止にならない

Youtubeを観ていると、警察官の剣道大会で足払いをしているところを観て衝撃を覚えた人もいると思います。

実は警察官の剣道では足払いは反則にならず認められる行為なのです。

警察官の剣道では、「警察剣道試合及び審判規則」というものが存在します。

その第3章「禁止行為」の第15条(7)に、「足がらみをすること。ただし、鍔競り合いとなった後、右(左)足で相手の左(右)足を外側から払うことを除く。」と書かれています。

つまり、足を絡めたら反則だけれども、足を払うだけなら反則にはならないということです。

よって「警察剣道試合及び審判規則」が採用される警察の剣道大会では、相手に足払いをしても反則にはならないということです。

足払いを初めて見た人は衝撃だとは思いますが、警察剣道では1つの戦法だということですね。

警察剣道のルールについてより詳しく知りたい人は「鳥取警察のサイト」をご覧ください。

まとめ

今回は「剣道の足払いのルールとは?警察官なら反則じゃないって本当?」と題して、剣道の足払いのルールについて紹介しました。

足払いが反則になるかどうかは、その試合のルールが「全日本剣道連盟の剣道試合審判規則」に則っているのか、それとも「警察剣道試合及び審判規則」に則っているものかによって違うということです。

警察剣道は護身術や逮捕術に直結するものですから、足払いくらいはアリということですね。

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