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「翔」は稽古用セカンド防具やシンプルなデザインが良い人におすすめ

剣道の防具には大きく分けて「稽古向き」「試合向き」「審査向き」といった特徴があります。

 

稽古用の防具は練習回数が多いとしっかりと乾かす時間が取れず、劣化を早めてしまいます。

 

稽古が多い人は防具を交互に使用できるようにセカンド防具があると良いでしょう。

 

最近では稽古用の防具にも様々なデザインや機能が増えていますが、シンプルなデザインが良いと思っている人もいるのではないでしょうか。

 

結論を申し上げれば、「稽古用のセカンド防具がほしい」「稽古用にはシンプルなデザインの防具が良い」という人には「翔」がおすすめです。

 

この記事では、

 

・「翔」の特徴

・稽古用のセカンド防具やシンプルなデザインの防具が良い人に「翔」をおすすめする理由

・「翔」のマイナスポイント

・「翔」の口コミ

・「翔」の購入方法

 

を紹介しています。

 

最後まで読んでいただき防具選びの参考にしてください。

 

 

記事内掲載画像について

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「翔」の特徴

「翔」は多田産業で製造される神奈川八光堂ブランドの6mm織刺防具です。

 

織刺防具

・紺反生地や織刺生地のみで仕上げられている防具
・人工革や紺革で補強されていない
・耐久性は落ちるが通気性が良く乾きやすい
・生地のみのため動きやすい
・稽古用防具向き

 

「翔」はコレといって大きな特徴はなく、とてもシンプルなデザインの防具です。

 

八光ブランドではありますが、シンプルなデザインに造られているためコストが抑えられています。

 

コストを抑えてセカンド防具を購入したい人や、シンプルなデザインの防具を探している人に「翔」は向いています。

 

ここでは「翔」の面・甲手・胴・垂の特徴について紹介します。

 

【 1 】面の特徴

「翔」の防具は6mm刺ですが、面垂の部分は4mmのナナメ刺になっています。

 

面垂の部分だけを4mmのナナメ刺にすることで生地が薄く仕上がるため、竹刀を振りかぶったり振り下ろしたりする動作がしやすくなります。

 

 

「翔」は織刺防具ですが、ヘリ革、耳革は人工皮革(クラリーノやネオレザー等)で補強されています。

 

相手の竹刀から喉を守るISGを取り付けるためのファスナーは標準で装備されていますが、本体は付いていません。

 

ISG本体は購入ページから5,000円のオプションで選択することができます。

 

 

「翔」の面は、面垂を4mmナナメ刺にすることで稽古用のセカンド防具としても使いやすくなっています。

 

【 2 】甲手(小手)の特徴

「翔」の甲手は、とてもシンプルな造りになっています。

 

甲手としては珍しく、甲手頭にカシミアコットンを使用しています。

 

 

カシミアコットンが相手からの打突や鍔迫り合い、体当たりの衝撃からあなたの手を守ってくれます。

 

「翔」の甲手はとてもシンプルな造りのため、シンプルな防具を探している人に向いています。

 

【 3 】胴の特徴

「翔」の胴は強化樹脂で造られた胴台を使用しています。

 

強化樹脂胴台は、「ヤマト胴」とも呼ばれます。

 

 

胴胸は、本雲S字飾りです。

 

本雲S字飾りは喉元近くまで飾りがデザインされているため、相手の竹刀が胸に当たっても飾りに引っかかり竹刀が喉元へ入ることを軽減してくれます。

 

「翔」の胴は稽古用のセカンド防具としても充分に機能してくれます。

 

【 4 】垂の特徴

「翔」の垂は、大垂と小垂が平刺で縫われているとてもシンプルな造りです。

 

平刺は衝撃吸収性を保ちながらも柔らかいため足さばきの邪魔にならない垂に仕上がっています。

 

 

「翔」の垂はデザインがシンプルなため、シンプルなデザインを探している人に向いています。

 

 

なぜ「翔」はシンプルなデザインが好きな人やセカンド防具やとしておすすめなのか

ここまで「翔」の特徴を紹介してきました。

 

これまでに紹介してきた特徴の中から、

 

・デザインがシンプル

・6mm織刺防具、面垂ナナメ刺、4mm刺で稽古向き

・低価格な防具

 

という3つの理由から、「翔」はセカンド防具やシンプルなデザインの防具を探している人に向いていると言えるでしょう。

 

3つについて、もう少し詳しく紹介します。

 

【 1 】デザインがシンプル

セカンド防具を探している人やシンプルなデザインが好きな人に「翔」が向いている1つ目の理由は、デザインがシンプルだからです。

 

たとえばセカンド防具は、稽古が続きメインの防具を休ませるために使用されることでしょう。

 

出番の少ないセカンド防具を買うときには、値段もそこまで高くないものを選ばれることでしょう。

 

デザインや機能が充実すれば、当然防具の購入費用は高くなります。

 

「翔」はデザインがシンプルのため、防具の中では低価格で販売されています。

 

デザインがシンプルな「翔」は、セカンド防具を探している人に向いていると言えます。

 

【 2 】6mm織刺防具・面垂ナナメ刺・4mm刺で稽古向き

セカンド防具を探している人やシンプルなデザインが好きな人に「翔」が向いている2つ目の理由は、6mm織刺防具、面垂ナナメ刺、4mm刺で稽古向きだからです。

 

「翔」は6mm織刺防具のため、布団の衝撃吸収力が高い6mmという刺し幅や、通気性が良い織刺防具という点で稽古向きの防具と言えます。

 

面垂だけは4mm刺で縫われているため、布団が薄く仕上がり、かつ面垂もナナメ刺に縫ってあるため竹刀を振りやすい造りになっています。

 

「翔」が稽古向きの防具であることや値段を考慮すれば、セカンド防具に向いています。

 

【 3 】低価格な防具である

セカンド防具を探している人やシンプルなデザインが好きな人に「翔」が向いている3つ目の理由は、低価格な防具であるからです。

 

「翔」は2023年2月現在、剣道防具工房「源」では63,800円で販売されています。

 

最近では価格を抑えた防具が多く出回っていますが、63,800円という金額は安い防具に入ります。

 

無名の防具で安い防具はたくさんありますが、「翔」は多田産業が手掛ける神奈川八光堂ブランドの防具です。

 

シンプルでありしっかりとした造りの防具を低価格で購入できる「翔」は、セカンド防具やシンプルな防具を使いたい人に向いています。

 

 

「翔」3つのマイナスポイント

ここまで「翔」の特徴やおすすめポイントを紹介してきました。

 

しかし「翔」には人によってはマイナスとなる点が3つあります。

 

具体的には、

 

・大きな特徴がない

・ISGがファスナーしかついていない

・楽天市場やAmazon等では購入できない

 

という点です。

 

すべての人にとってマイナスというわけではなく、今紹介した3点についてこだわりたい人にとってはマイナスということで読み進めてください。

 

それでは、それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。

 

【 1 】大きな特徴がない

「翔」の1つ目のマイナスポイントは、大きな特徴がないことです。

 

「翔」のデザインは至ってシンプルなため、たとえば「A-1αシリーズ」のハイビジョン面金や面垂、大垂のナナメカットのように、「翔」を代表するような特徴がありません。

 

しかし裏を返せば、とてもシンプルなデザインだということです。

 

「翔」は、色々な機能を必要とせずシンプルなデザインが好きな人に向いている防具といえるでしょう。

 

【 2 】ISGがファスナーしかついていない

「翔」の2つ目のマイナスポイントは、ISGがファスナーしか標準でついていないことです。

 

剣道防具工房「源」が扱っている防具の中には、ISGが標準装備になっている防具もあります。

 

「翔」はISGを取り付けるためのファスナーはついていますが、ISG本体はついていません。

 

ISG本体がほしい場合はオプションになっており、5,000円程度で別途購入する必要があります。

 

「翔」の購入画面より選択することができます。

 

 

ISGが標準装備ではありませんが、購入することでISGをつけることができます。

 

【 3 】楽天市場やAmazon等では購入できない

「翔」の3つ目のマイナスポイントは、通販では楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングでは取扱いがありません。

 

楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングでは取扱いがありませんでした。

 

購入できる場所が限られてしまうことはマイナスポイントとも言えますが、他の人と同じ防具になる可能性が低いというメリットもあります。

 

なるべく他の人と同じ防具になりたくないと思う人は、「翔」を購入すると良いでしょう。

 

 

「翔」は試合や審査用には向いていないか

ここまで「翔」の特徴やおすすめポイント、マイナスポイントを紹介してきました。

 

「翔」は「稽古用の防具である」ということを繰り返しお伝えしてきましたが、そうは言っても「試合や審査では使えないのか?」と疑問に思う人もいることでしょう。

 

結論を申し上げれば、試合や審査にも使えますが、試合や審査用に造られた防具ではないということです。

 

たとえば、「翔」は6mm刺と刺し幅が広いことや、クラリーノや鹿革で補強されている部分が少ないことを考えると、試合や審査で使うには見た目が物足りない造りとなっています。

 

機能性にしても、面金が裏グレーやハイビジョン面金になっていない、面垂はナナメカットになっていない、甲手が4D立体型甲手頭になっていない、垂の腹帯が小巾になっていない等、試合を重視した防具のように充実していない点が物足りません。

 

小学生や中学生、高校生等、1つの防具を稽古や試合、審査に使う場合は「翔」を使っても良いでしょう。

 

しかし四段以上の段を受審する人や、防具を複数購入することが可能な人は、試合や審査には他の防具を選ばれることをおすすめします。

 

「翔」の口コミ・評判

ここからは京都東山堂 剣道防具工房「源」や楽天市場に掲載されていた「翔」の口コミを紹介します。

 

購入を検討している人は参考にしてください。

 

男性

小学生の息子のセカンド防具として購入しました。

ネットでセカンド防具を探していたところ、検索にヒットしたのが京都東山堂の「翔」でした。

セカンド防具なので、シンプルなデザインのものが良いと思っており、京都東山堂の販売している「翔」はとてもシンプルなデザインになっていて、稽古用にはちょうど良いなと感じたので、購入することにしました。

京都東山堂「翔」を購入して良かった点は、「通気性が良い」ところです。

通気性が良い分耐久性が劣るので、その点はマイナスかなと感じています。

しかし稽古用のセカンド防具として使うのでなるべく通気性が良く、生地だけで作られていて軽いものが良かったので、翔はピッタリだったと感じています。

女性

学校の後輩の女子中学生が使用しています。

インターネットで検索して「翔」を知りました。

卒業した学校の剣道部の後輩と接する機会がありました。稽古用の防具をもうひとつほしいと話していて、練習回数が多いと防具を乾かす時間が取れず、劣化してしまうので、それを心配することないように購入しました。

大きな特徴はないけど、シンプルなデザインの防具です。八光ブランドという価値も魅力です。シンプルなデザインに造られている分、コストを抑えたい、消耗品として活用したいっていうならおすすめです。男女問わず、シンプルなデザインの防具を探しているなら断然すすめたいです。

人工革で補強されていないといった耐久性は落ちてしまいます。あとは、オプションになっている組み合わせもあるので、(ISGを取り付けるファスナー)そうした詳細な内容を見落としやすいです。

 

「翔」は剣道防具工房「源」の通販で購入できる

「翔」を通販で買いたい場合は、京都東山堂の剣道防具工房「源」の公式サイトで購入することができます。

 

この記事を執筆している2023年2月現在、楽天市場やヤフーショッピング、Amazon等への出品はありません。

 

通販での購入は不安に感じる人も多くいることでしょう。

 

購入する前に各販売元に連絡を取り、不安なことは遠慮せず質問してから購入されることをおすすめします。

 

当サイトでは記事執筆に関して剣道防具工房「源」の店長さんと連絡を取らせていただくことがありますが、とても丁寧に対応してくれますよ。

 

「翔」の購入を検討している人は、下記商品リンクより各サイトにすぐに移動できるようになっていますのでご活用ください。

 

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