防具

「A-1α Mark-Ⅱ」は練習量が多い人の稽古用防具としておすすめ

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剣道の防具には様々な種類があり、

 

「おすすめの稽古用の防具はどれだろう?」

 

と悩んでいる人もいることでしょう。

 

剣道の防具には、「稽古向き」「試合向き」「審査向き」といった特徴があります。

 

結論を申し上げれば、練習量が多い経験者の稽古用防具には「A-1α Mark-Ⅱ」がおすすめです。

 

今回は【なぜ練習量が多い人の稽古用防具として「A-1α Mark-Ⅱ』がおすすめなのか】ということを紹介します。

 

 

「A-1α Mark-Ⅱ」の特徴

「A-1α Mark-Ⅱ」は機械を使用して刺し幅6mmの糸を紺反生地に縫って作られるミシン刺の織刺防具です。

 

機械刺し・ミシン刺し防具

・ミシンを使用して作られた防具
・機械を使用するためピッチ(糸の長さ)が一直線で均一
・布団に入れることができる綿の量に限度があり弾力性では手刺しに劣る
・手刺しよりも安く仕上がるため商品価格が安価になりやすい
・刺し幅が細かくなるほど良い仕上がりになるため値段は高くなりやすい

 

「A-1α Mark-Ⅱ」の特徴を一言でいえば、機能的で管理がしやすい防具といえるでしょう。

 

それでは「A-1α Mark-Ⅱ」がどのような防具であるか、面・甲手(小手)・胴・垂のそれぞれの特徴を紹介します。

 

【 1 】面の特徴

面は「A-1α Mark-Ⅱ」の最大の特徴であるハイビジョン裏グレー面金を採用しています。

 

ハイビジョン面金とは、通常の面金より物見の上下の金が広くなっている仕様の面金です。

 

 

物見の上下の金を広くすることで相手をより見やすくなっています。

 

裏グレーとは、面金の裏が通常の赤ではなくグレーになっているものです。

 

面金の裏を赤ではなくグレーにすることで相手をより見やすくなっています。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」の面金はハイビジョンと裏グレー仕様を合わせることで相手がよく見えることを追求した面になっています。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」のハイビジョン裏グレー面金には軽量で強度もある軽合金が使用されています。

 

軽合金

・アルミニウム、マグネシウム、チタン、ベリリウムなどの軽金属を主とした合金の総称
・軽量で強度もあり劣化しにくい

 

面布団は通常より1cm長く肩をしっかりと守るつくりです。

 

面垂はナナメ刺、1cmナナメカットが採用されているため竹刀を振る動作がしやすい仕様になっています。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」は織刺防具ではありますが、ヘリ革、耳革は紺クラリーノで補強してあります。

 

内輪は吸汗速乾素材のシルリードが採用されています。

 

シルリード

・汗を素早く吸い取り生地全体に広げ汗が乾きやすい
・耐久性が高い
・雑菌の繁殖を防げる

 

喉にはISGと呼ばれる喉を守るためのプロテクターが標準で装備されているので、相手の竹刀から喉を守る安全仕様になっています。

 

ISG

・IDEAL SAFETY GUARDの略
・着脱可能な喉を防御するためのプロテクター
・面ファスナーにより稽古用でも着脱可能

 

「A-1α Mark-Ⅱ」の面は、最大の特徴であるハイビジョン裏グレー面金が採用されていることからも、相手の動きをよく見ながら日々の稽古に取り組むことができるでしょう。

 

織刺防具のため通気性が良く乾きやすいことからも、稽古用の防具として適しています。

 

【 2 】甲手(小手)の特徴

「A-1α Mark-Ⅱ」の甲手頭は筒に対して角度をつけて取り付ける応じ型仕様であり、飾り糸は斜めになっています。

 

角度をつけて甲手頭を取り付け、飾り糸を斜めにすることで自由に竹刀を操作できるようになります。

 

甲手頭の飾は鎧型になっているため、竹刀を握りやすい仕様になっています。

 

手の内にはミクロパンチクラリーノが採用されており、通気性に優れています。

 

 

甲手裏にもシルリードが採用されているため、吸汗速乾性に優れた管理しやすい甲手といえるでしょう。

 

甲手布団は通常より1cm長く、より安全な造りになっています。

 

右手の甲手布団は左手よりも厚い造りのため、衝撃吸収性に優れています。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」の甲手は竹刀を握ったり操作したりしやすいことからも、手の使い方をより意識しながら日々の稽古に励むことができるようになる甲手といえるでしょう。

 

【 3 】胴の特徴

「A-1α Mark-Ⅱ」の胴台は強化樹脂で造られています。

 

強化樹脂とは強度を高めたプラスチックのことです。

 

最も一般的な胴の種類ではありますが、衝撃吸収力はファイバー胴や竹胴には劣ります。

 

打突の音は竹胴に次いで良いのが特徴です。

 

胸とヘリの部分にはクロザン革が使用されています。

 

クロザン革は摩擦に強い性質があるため激しい稽古にも耐えられる仕様になっています。

 

クロザン革

・牛の皮から毛や脂を取り除き柔らかくする鞣し加工をしてできた革に、漆を塗ったもの
・小さなダイヤの粒を散りばめたように輝くクロザン革は「革の黒ダイヤ」との異名をもつ
・戦国時代には大将のような実力者の甲冑にも使用されていた
・クロザン革は摩擦に強い性質がある

 

胴はオプションで変更することが可能です。

 

【 4 】垂の特徴

「A-1α Mark-Ⅱ」の垂は左右の大垂がナナメ刺で造られています。

 

大垂をナナメ刺にすることで相手を威圧するかのような型をつけやすくなっています。

 

さらに大垂がナナメ刺であると前方に曲がりやすいので動きの妨げにならないという特徴があります。

 

垂紐は先細になっているので結びやすく、稽古中に紐が解けてしまったり垂がズレてしまったりということを防げます。

 

ヘリ革はクラリーノで補強されているため丈夫な造りとなっています。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」の垂は大垂がナナメ刺で動きやすく、垂紐が解けにくく垂もズレにくいため稽古に集中できる垂であるといえるでしょう。

 

稽古量が多い経験者の稽古用防具として「A-1α Mark-Ⅱ」をおすすめする3つの理由

ここまでに紹介してきた特徴から、次の3つの理由により「A-1α Mark-Ⅱ」が稽古量の多い経験者におすすめの稽古用の防具であるといえます。

 

3つの理由

・激しい稽古にも耐え得る安全性の高さ

・稽古量の多さにも耐え得る管理のしやすさ

・1ランク上を目指すためのハイビジョン裏グレー面金

 

以上3つの理由を、1つずつ詳しく説明します。

 

【 1 】激しい稽古にも耐え得る安全性の高さ

稽古量の多い経験者であれば、稽古の内容も濃く激しいものであることでしょう。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」は、面垂と小手筒を通常よりも1cm長くしてあり、さらにISGが標準で搭載されています。

 

激しい稽古の中で、

 

・面を外されて肩を打たれる

・小手を外されて腕を打たれる

・相手の竹刀が喉に入る

 

といったことはいくらでも起こります。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」であれば、上記のようなアクシデントからあなたの体を守ってくれます。

 

また刺し幅が6mmというのも、衝撃吸収性に優れ稽古用の防具に向いています。

 

よって「A-1α Mark-Ⅱ」は安全性が高く、練習量が多い経験者の稽古用の防具として適しているといえるでしょう。

 

【 2 】稽古量の多さにも耐え得る管理のしやすさ

稽古量が多くなれば、当然かく汗の量も多くなります。

 

剣道の防具は管理を怠ると雑菌が繁殖しカビが生えたり異臭を放ったりしますよね。

 

稽古量が多い人にとっては防具の管理も1つの課題といえるでしょう。

 

クラリーノやネオレザーと呼ばれる人工皮革や鹿革を使った防具は見た目と耐久性は高いのですが、汗に弱く管理しにくいといった特徴があります。

 

稽古量が多く汗を多く人にとっては、稽古に使う防具の条件に通気性の良さは必須ではないでしょうか。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」は織刺生地で造られている防具のため、通気性が良く乾きやすい特徴をもっています。

 

面の内輪だけでなく、甲手にもシルリードやミクロパンチクラリーノといった通気性の良い素材が使用されている点からも、稽古向きの防具といえます。

 

【 3 】1ランク上を目指すためのハイビジョン裏グレー面金

物見の幅や面金の裏の色など、剣道を始めたばかりの人や稽古量が少ない人からすれば問題にはならないかもしれません。

 

しかし一瞬を競い合っている経験者にとって、相手の見えやすさは大切なことでしょう。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」のハイビジョン裏グレー面金は相手の見えやすさを向上してくれるため、あなたの剣道をさらに高めてくれることでしょう。

 

以上3つの理由から、稽古量が多い経験者の稽古用防具として「A-1α Mark-Ⅱ」はおすすめなのではないでしょうか。

 

「A-1α Mark-Ⅱ」は試合用には向いていないか

ここまで紹介してきて、「A-1α Mark-Ⅱ」は試合にも向いているのではないか?と感じている人もいることでしょう。

 

もちろん、試合に使用しても差し支えない防具といえます。

 

とくに最大の特徴でもあるハイビジョン裏グレー面金は、試合を制するためにこそ力を発揮するものであると思います。

 

とはいえ、6mm刺であることやほとんどが織刺生地で造られていることからも、見た目が十分とはいえません。

 

稽古だけでなく試合でも使うのであれば、クロスステッチと呼ばれる十字刺で造られている「A-1αCross」が良いでしょう。

 

「A-1αCross」は別記事で紹介していますので、気になる人は読んでみてください。

 

>> 「A-1α CROSS」は試合をメインとした稽古との兼用防具としておすすめ

 

「A-1α Mark-Ⅱ」の口コミ・評判

ここからは京都東山堂 剣道防具工房「源」や楽天市場に掲載されている「A-1α Mark-Ⅱ」の口コミを紹介します。

 

購入を検討している人は参考にしてください。

今回、子供の大会に向けて、急遽一緒に稽古がしたくなったため、28年ぶりに防具購入に踏み切りました。
ただ、日程が迫っていたため、在庫やサイズや、電話でとても丁寧に対応していただき、さらに想定よりも1週間ほど早く、注文してから3,4日で届けて頂きました!心から感謝してます!
アキレス腱切らぬように、まずはほどほどからスタートしたところです。
防具の質も、格好よさもよく、そして昔に比べで柔らかくすぐに動けた印象でした。
とても良い買い物でした!
今後ともよろしくお願いします!

引用元:剣道防具工房「源」

 

いつもお世話になっております。
この度は、注文から到着まで迅速な対応をありがとうございました。6月に大会があり、5月中には手元に欲しかったものですから、わがままで無理な注文にも、丁寧に対応してくださいました。息子も新しい防具に胸躍らせています!サイズも丁度良かったです。
本当にありがとうございました。

引用元:剣道防具工房「源」

 

思った以上に軽く、顔や手に馴染みました。
私の記入ミスがありましたが、丁寧な対応を頂きありがとうございます。
思いっきり使いたいと思います。

引用元:剣道防具工房「源」

 

中学生になる息子の買い替えに。
こちらで寸法を測っての注文でしたが
お電話で色々と相談して丁寧なご対応をいただき、安心して購入できました。
息子は、とても軽くて使いやすいとのこと。
シンプルでよいお品だと思います。

引用元:楽天市場

 

たいへん満足です。
小学校から剣道をしています。
こちらのセット、本当に軽くて柔らかく使いやすいそうです。
初めて買うセット、こちらにして良かったです。

引用元:楽天市場

 

「A-1α Mark-Ⅱ」はネットでも購入できる

「A-1α Mark-Ⅱ」は、は京都東山堂 剣道防具工房「源」の公式サイトや楽天市場、ヤフーショッピングから購入できます。

 

剣道防具工房「源」公式サイトでは気軽に質問できるようになっています。

 

サイズが合うか心配

防具について質問したい

 

という人は剣道防具工房「源」公式サイトの利用がおすすめです。

 

当サイトでも記事の作成にあたり公式サイトから連絡を取らせてもらうことがありますが、店長がとても丁寧に対応してくれますよ。

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